レッスンの友

2019年3月 3日 (日)

2月は逃げる。3月は…

 あっという間に二月が終わり、今日は3月3日のお雛祭りです。

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。」どなたか存じませんが、うまいことを言うものですね。
 3月最初のあるグループのレッスンで、ある生徒さんが治療のためにこれからしばらくお休みする、と話されました。長い時間を共にしてきた仲間たちに心配をかけないように、明るく話す笑顔が印象的でした。彼女は柔らかい、明るいピンク色のニットを着ていました。いつも周囲の人を元気づけ、ムードを明るくしてくれるHさんらしい配慮をそのピンク色のニットに感じました。

 その帰り道、また別の生徒さんが、新しい挑戦のために一度今までやっていたことをみんなお休みすることにしました、と話してくれました。なんと、春から大学生になるそうです。ずっとやってみたかったことだから、18歳の新入生に混じって毎日大学に通うのだそうです。周囲の人に話して、笑われるかな、と思っていたら意外にも「すてきね~!」とか、「いいな~!」とか言われて、うれしい、と話すお顔はとても生き生きとしていました。

 「3月は去る」。卒業の時期でもあります。私のような個人教室には決まった時期に一斉に、というのはないのですが、それでもそれぞれのタイミングで卒業していかれます。
 

 寂しくなるけれど、生徒さんの人生のひとときにリコーダーと音楽で関われたことに、心から感謝しています。そしてその後始める新しい挑戦~病との戦いも含めて~に臨まれる生徒さんたちを心から応援しています!
 

Ohinasama



    この手作りのお雛様も毎年飾って28年経ちました。

来週、我が家にもう一人お姫さまが増える予定です

2018年12月11日 (火)

スーパーリコーダーカルテット・アンサンブルレッスン

 コンサートの翌日、大阪市内のスタジオで「スーパーリコーダーカルテットのアンサンブルレッスン」を行いました。ひとつのグループに二人のメンバーがついてレッスンをする、という今回初めての試みです。

 私は2つのグループを担当させていただきましたが、どちらも上手でびっくり。また、同じカルテットで演奏していても目にすることのないメンバーのレッスンする姿は新鮮で、参考になりました。受講して下さった皆さん、ひと月遅れのご挨拶ですが、お疲れ様でした!

 そしてそのあと、市内の夜景の素晴らしいホテルでの晩さん会にご招待いただきました。
そこでなんと、「ブレインダイブ」で評判の新子景視(あたらしけいし)さんとご一緒させていただき、その素晴らしいマジックを目の当たりにしました。

…あれはマジックじゃないですね。ほんものの魔法使いですよ。

 世の中は広い!とまたもや痛感した一夜でした。

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これは魔法使いの杖。ではなくて
リコーダーの形をしたペン。

SRQ松浦さんが北海道のリコーダーフェアでメンバーみんなに買ってきてくださいました。

ちゃんと音も鳴るんですよ!

2018年9月26日 (水)

スーパーリコーダーカルテットメンバーによるレッスンのご案内

 11月5日のコンサートの翌日、スーパーリコーダーカルテットメンバーによるレッスンの会をやってみよう!ということになりました。ひとつのグループに二人のメンバーがアドバイスをする、という形です。今回の新しい試みです!

 新しいことって、ワクワクしますね。一緒にワクワクしませんか~、募集要項は下記に!


スーパーリコーダーカルテットによる

 アンサンブルレッスンを受けてみませんか?

スーパーリコーダーカルテットの北山隆 松浦孝成 村田佳生 渡辺清美を講師に

アンサンブルレッスンを行います。

 

 

 

と き:2018 年11 月6 日(火曜日)       

    第1部11:00〜    第2部13:20〜    第3部15:10〜

ところ:スマイルズミュージックサロン <ホームページリンク>

    大阪市西区立売堀1-6-10     tel.06-6599-9200

 地下鉄 四つ橋線/中央線/御堂筋線 本町駅 22番または23番出口より徒歩2分 

 <詳しくはこちら>

 

参加費:1名につき5000円グループ単位の料金設定ではありません)

 

要 件:3名以上のアンサンブル。(8人まで)

    1クラス=1グループで、80分のレッスンです。

    2つの会場で、それぞれ1部2部3部の時間帯があります。

    各クラスのレッスンを2人の講師が担当し、

    2タイトル曲の一つをそれぞれの講師がアドヴァイスします。

 

用意していただくもの:

    ●レッスン希望曲を2タイトル(曲のジャンルや作曲者は自由)ただし1タイトルでも多数曲

     の場合はその中から1〜2曲を選んでください。

    ●譜面台を必ずご持参ください。

 

*講師は2 人が担当します。ご希望に添えるかどうわかりませんが、

 講師のご希望がありましたらお申込み時にご記入ください。

 

【お申し込み】

レインボー・ミュージック&アート rainbowgma@icloud.com 宛 メールにてお申し込みください。

①グループ名と連絡先

②メンバー数と全員の氏名

③曲名(2タイトル)

④希望時間帯

⑤希望講師(あれば)

⑥メッセージなどお知らせください。

折り返し登録とお支払い方法ほか詳細事項をメールにてお知らせします。

受け付けは先着順とさせて頂きます。

レッスン内容その他ご相談あればお申し出ください。

 

企画・施行:レインボー・ミュージック&アート 090-1442-3973(高橋)

2018年5月20日 (日)

タンギングの大事な話

 小学校3年生のリコーダー導入講習を始めて、このタンギングのことをどうしてもブログに書いておきたいなあ、と思うようになりました。参考にしていただければ幸いです。

トゥトゥは笛語?

 小学校ではタンギングのことを「トゥトゥ」と教えます。「トゥトゥトゥは笛語です」と教える例もあるようです。私が子供のころも「トゥトゥ」、と習い、今回、現場に出てもやはり変わっていません。

 でも私は家でリコーダーの個人レッスンを長く行う中で、「トゥトゥ」と習ったために上達が困難になった例をたくさん見てきました。
 「トゥー」と言ってしまうと、舌の先が上がり、舌の奥が下がって息の流れを邪魔してしまいます。舌の両脇を狭めた形になり、上口蓋にくっつく範囲を調節することが困難になり、かたいタンギングで音が割れやすくなります。「d」、「r」など表現を広げるために必須な多様なタンギングにつなげることも困難になります。

 そもそも「トゥトゥ」と発音しているリコーダー奏者はいるのでしょうか?

タンギングは「天才テレビ君はイーテレ!」で

 
拙著「リコーダーが上手くなる方法」では、このタンギングの項目について詳しく書きました。でも45分間でタンギング、フィンガリング、トーニング、姿勢の指導、子供たちのやる気を引き出す演奏をこなさなくてはいけない導入講習ではそんな詳しい説明をする時間は取れません。

 そこで本題!いい方法を見つけました。「天才テレビ君はイーテレ!」
こどもたちに言うと、「わ―知ってる!」と大喜び。一緒に声に出して言ってもらいます。
そのあと、母音のみで声に出して言います。子供たちに「あいうえお語で言うんだよ~。えんあいええいうんあいーええ!」というと、すぐに真似して言います。(大人は考えてしまってなかなかできません!)

 母音のみの発音をした後、もう一度「天才テレビ君はイーテレ」と言ってもらいます。「どうだった?」と聞くと、「ベロがぶつかる」とか、「ベロが動いた」とか答えてくれます。それがタンギングであることを伝え、「イーテレテー」と言ってそのまま舌を口からベローっと出させ、舌が薄く平べったくなってることを確認します。
 文章にすると長いですが、説明抜きで子供たちと「天才テレビ君はイーテレ!」と言い、あいうえお語で「えんあいええいうんあいいええ!」と言い、もう一度「天才テレビ君はイーテレ」と一緒に言う。最後に「イーテレテー」とベロを出して確認する。たったこれだけの手順で、美しい発音とその後の発展につながるタンギングを教えることができます。

 5月3日の記事「小学校3年生のリコーダー導入講習」にも書きましたが、たった1回の講習でできることはたかが知れていると、よくわかっています。でもその時一緒にいた子供たち、先生がたの記憶の中に「トゥトゥよりも、テー、と舌を薄く平べったくするほうがきれいにタンギングできるんだなー」ということが残ってくれれば、いいな~と思っています~


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2018年3月19日 (月)

ボスグラーフ氏のマスタークラス

 昨日、池袋のスタジオで行われたエリック・ボスグラーフ氏のマスタークラスの聴講にいってきました。何年か前にいくつかCDを入手して聞いて、特に好きなタイプじゃないな~、と思っていたのですが、今回、生で音作りを聞いてみたらとても面白かったです。

 チェンバロもうまい!自ら通奏低音を和声付きで弾いてレッスンするリコーダー奏者を客観的に見たのは初めてだったので、いろいろ勉強になりました。こんな風に演奏したら?という提案が、口で説明するよりもずっと雄弁に語られていました。もっともレッスンを受ける側にそれを感じる力があってこその雄弁さですが…

 ボスグラーフ氏の演奏は、youtubeでもたくさん聞くことができます。

  

テレマンのリコーダーソナタ←おススメです!

 今回のような来日演奏家によるマスタークラスは、日本にいながら新しい刺激を得ることができる貴重な機会です。開催する側はいろいろご苦労がおありでしょうけれど、なるべく機会を捉えて聴講したいなあと思っています。

 マスタークラスの情報は「リコーダーの広場」演奏会情報にも時々載りますよ~、チェックしてみてくださいね!
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2017年12月24日 (日)

第17回LoveRecorderの発表会

 先週の日曜日、東京オペラシティの近江楽堂で17回目の発表会をしました。響きの良い会場でリコーダーとチェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの響きに浸れる、贅沢な1日でした。

 回を重ねると皆さんご自分の発表会へのお誘いを遠慮なさるのか?少なめのお客様でしたが、お互いに聞き合って、感想を伝えている様子が大人の発表会、という感じで良かったです。
 
 初めて参加した方が、「皆さんのきれいな演奏を聞いて、もっと自分も、とモチベーションが上がりました」と話してくれました。こんなに一生懸命になったり、ドキドキしたりすることはふだんの生活にはないですよね?発表会は会場取りに始まり、雑事がたくさんあってやるほうとしてはなかなか大変なのですが、こういうご感想をいただいて私もモチベーションが上がりました。

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またもや皆さんに許可をいただいてないので、小~さい写真です。

皆さまお疲れ様でした!良いクリスマスを

2017年9月 5日 (火)

夏なのに低くなった?

 今年の夏は本当に雨が多く、湿度の高い日が続きました。

 ひと月ほど前、暑い盛りにレッスンにいらしたÝさん、なぜかやたらと音程が低い。私がかなり吹いてもA=438 くらいにしか上がりません。ほんとうならA=442の楽器のはず。それに、リコーダーは気温が高いとピッチも上がるので、気楽にぱぁっと吹くとA=446くらいまで平気で上がってしまうのがこの季節なのに…

 ピッチがこんなにも低くなった、というのは今まで見たことがなかったので、どうやって対処して良いか、悩みました。リコーダー製作家のF氏に電話してみても、「そんなケースは知らない」とのこと。

 Yさんの楽器は長年にわたり愛用しているもの。それにしても、楽器の木肌(?)がなんだかべとべとしていて、つやが全くありません。聞けば、表面にカビが生えたとのこと。普段から、風通し良くするために楽器を立てて保管している、と伺っていたのを、ハタ、と思い出しました。
 「笛を立てて保管してある部屋は、常時エアコンを使って温度、湿度を調整していますか?」
…予想通り、答えはN0、でした。

リコーダーはサイズが大きくなるほどピッチは低くなります。Yさんの楽器は湿気を含んで膨らんで、楽器のサイズが大きくなり、低くなったのではないか。表面のべとべとは、ニスなどの塗料が溶けているのではないか。

こんな仮説を立てて、Yさんに、「ジップロックにシリカゲルなどの乾燥材を入れて、その中に楽器を入れて置いてみてください。」とお願いしてみたところ、これが大成功。
2週間後のレッスンではちゃんとピッチは上がっていて、表面のべとべと感も収まっていました。残念ながら失ったつやは戻っていませんが。

  リコーダーを練習した後に内部を拭いて、そのまましばらく立てて乾かしてからしまう、というのは良い方法ですが、そのまま立てっぱなしにしてしまうことは良くありません。特に、この夏のように高温多湿の日が続くときは、必ずしまっておきましょう!

 …以上、お知らせでした。


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2016年7月15日 (金)

ユニゾるヨロコビ~フランスバロックのコンセール

 ユニゾる、とは…一つのメロディーを複数の人で同時に奏でること。ユニゾンで演奏する、という意味。対義語は、「ハモる」。

 

 なーんちゃって、ちょっとウィキペディアっぽく書いてみました。
私はこの「ユニゾる」ことが大好き。相方の音をじ~っと聞いて、自分の音が一つに聞こえるように音程をジト~っと合わせて行ったり、細かい装飾の動きをぴったりそろえていくことに、「ぬり絵」的な、そしてちょっとM的な、快感を覚えます。
 以前、ちょっとだけアイリッシュのセッションに参加したことがあります。アイリッシュは基本的にはユニゾンですが、割とおおらかな合わせ方で、それも楽しかったなあ。
 きれいにハモるのもすごく気持ちよいのですが、単旋律を何人もの人で一緒に、しかも延々と奏でていくことが、何とも言えない高揚感と快感を生むことを知って、びっくりしました。
 今度の土曜日のチャリティーコンサートで演奏する、クープランのコンセールには、このユニゾる楽しみが満載です。初顔合わせのメンバーも、徐々にこなれて来ています。16日午後15時30分から1時間、休憩なしのコンサートです。お時間ありましたら、ぜひお出かけください~

2016年7月16日(土) 15:30開演(15:00開場)
「フランス・バロックの薫り」
F.クープラン(1668‐1733):「王宮のコンセール」より コンセール第3番イ長調、
                 「諸国の人々」より第1組曲<フランス人>ホ短調(抜粋)
M.マレ(1656‐1728):「トリオのための作品集」より 組曲第3番ニ長調(抜粋)
フラウト・トラヴェルソ 渡辺清美  ヴァイオリン 小田切弘美
ヴィオラ・ダ・ガンバ  堀 あゆみ チェンバロ  小川絢子
場所:古楽研究会Space1F(東京都板橋区中丸町10-1古楽研究会ビル1階)
入場料:500円(募金箱もあり)*すべてを義援金として寄付します。
お問い合わせ:03-3530-7280
主催:古楽研究会 http://www.origoetp.gr.jp/charity-one-coin-concert/schedule/

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2016年6月11日 (土)

「リコーダーが上手くなる方法」改訂版出来!

 「重版出来(じゅうはんしゅったい)!」という今TBSで放映中のドラマをご存知ですか?出版社が舞台で、主役の黒木華ちゃんが一生懸命で、可愛くて、「元気でるね~」と言いながら、夫婦で観ています。

  さて、このたび、拙著「リコーダーがうまくなる方法」の再改訂版が出ました。今回の表紙はとてもきれいで、まるで絵本みたい。「重版出来!」で、ひとつの本が出来るまでにいかに多くの人の手がかかっているか、わかるようになりました。改めて感謝です~

  今回は内容の追加は行わず、2曲を差し替えました。「ジュピター」「峠のわが家」をやめて、「涙そうそう」「威風堂々」を入れました。ドラマのような何万部という数字には程遠いけれど、一昨年の初版、昨年の改訂版に続けてまた版を出せるのはとても嬉しいです!

引き続き「リコーダーがうまくなる方法」、どうぞよろしくお願いいたします~(^-^)

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いつも素敵な表紙、ありがとうございます!

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2016年5月31日 (火)

第16回Love Recorderの発表会

5月1日(日) 東京オペラシティの近江楽堂で、16回目の発表会をしました。

 「初めて1人で人前で吹きました」という人も、「もう何度もやってるのに…」という人も、口にするのは「もぉー、緊張する!なんででしょ~!?」という言葉。
 ホントに、なんででしょうかね?
 いつも通りやれば良い、とはよく聞くけれど、そもそもシチュエーションがいつも通りではないわけだから、もう、緊張して当たり前。
 緊張をスパイスにできるくらい、自分にメロディーがしみこんでると良いのかな。
とはいえ、皆さん、聞き疲れのしない、伸びやかな音で演奏していましたよ!

 今日は早くも5月最後の日。やっと発表会の録音を整理してCDに焼きました。それを聴きながらブログを書いているのですが、うん、なかなか聞けますぞ!

 親バカならぬ、先生バカかもしれないけど、こんなに良い音に囲まれて仕事ができる私は幸せ。あわただしい日々に追われて、時々その幸せを、見失いそうになるけれど…

 明日から、また頑張ろう!Love Recorderレッスン生の皆さん、どうぞよろしくお願いしますね~

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集合写真。皆さんに了解を取ってないので、小さーい写真。

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