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2017年9月 5日 (火)

夏なのに低くなった?

 今年の夏は本当に雨が多く、湿度の高い日が続きました。

 ひと月ほど前、暑い盛りにレッスンにいらしたÝさん、なぜかやたらと音程が低い。私がかなり吹いてもA=438 くらいにしか上がりません。ほんとうならA=442の楽器のはず。それに、リコーダーは気温が高いとピッチも上がるので、気楽にぱぁっと吹くとA=446くらいまで平気で上がってしまうのがこの季節なのに…

 ピッチがこんなにも低くなった、というのは今まで見たことがなかったので、どうやって対処して良いか、悩みました。リコーダー製作家のF氏に電話してみても、「そんなケースは知らない」とのこと。

 Yさんの楽器は長年にわたり愛用しているもの。それにしても、楽器の木肌(?)がなんだかべとべとしていて、つやが全くありません。聞けば、表面にカビが生えたとのこと。普段から、風通し良くするために楽器を立てて保管している、と伺っていたのを、ハタ、と思い出しました。
 「笛を立てて保管してある部屋は、常時エアコンを使って温度、湿度を調整していますか?」
…予想通り、答えはN0、でした。

リコーダーはサイズが大きくなるほどピッチは低くなります。Yさんの楽器は湿気を含んで膨らんで、楽器のサイズが大きくなり、低くなったのではないか。表面のべとべとは、ニスなどの塗料が溶けているのではないか。

こんな仮説を立てて、Yさんに、「ジップロックにシリカゲルなどの乾燥材を入れて、その中に楽器を入れて置いてみてください。」とお願いしてみたところ、これが大成功。
2週間後のレッスンではちゃんとピッチは上がっていて、表面のべとべと感も収まっていました。残念ながら失ったつやは戻っていませんが。

  リコーダーを練習した後に内部を拭いて、そのまましばらく立てて乾かしてからしまう、というのは良い方法ですが、そのまま立てっぱなしにしてしまうことは良くありません。特に、この夏のように高温多湿の日が続くときは、必ずしまっておきましょう!

 …以上、お知らせでした。


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