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2016年1月 5日 (火)

タテの横好き

Img_0590_2 この写真は全て、フラウト・トラヴェルソです。私の楽器は左から二本目と三本目のみ。あとは笛吹きの友人K氏こと、国枝俊太郎さんが、持って遊びに来てくれました。

 音大受験のための準備をしている時に、先生が当時組んでいた「オトテールアンサンブル」というバンド(?)のレコードを聴いたのがフラウト・トラヴェルソとの初めての出会いです。
リコーダーとも現代のフルートとも違う、静かな流れのような響きにびっくり、ぜひこの楽器をやってみたくなりました。

 大学に入ってすぐ、副科として(専攻はリコーダーなので)そのレコードの音の主、有田正広先生につきましたが、まあ、音が出ないでない…

 辛抱強い先生のおかげで大学の4年間と研究科の間、クビにこそならないけれど、まあモノにはならないね…という状態で卒業。その後もこの楽器を吹く機会があるたびに、四苦八苦していました。

 音が出ないといっても、コンサートで吹いていたくらいなので全くでないわけではありません。ただ、出たり、出なかったり、それがなぜそうなるのかわからないのです。自分でコントロールすることができないまま吹くのは不安で、苦しいものです。

 2年前にリコーダー教本を書く機会に恵まれ、それまで漠然とわかっていたことを整理しました。そのとき声帯の役割をはじめ、体の構造、楽器の構造について勉強しなおしました。そうしたら…わかったのです。
今まで自分を苦しめていたことの原因が!
 
 不言実行。
 いい言葉ですが、有言実行もいいものです。
今年は下手の横好きならぬ,タテの横好きとしてこのフラウト・トラヴェルソを吹く機会を増やしたいと思います!
 

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