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2015年1月

2015年1月22日 (木)

湯河原のおもいで

実家の母の78歳のお誕生日を、温泉で祝ってあげようと、湯河原に行ってきました。
千歳川に沿って駅の方に登っていく車の中で、母が「この辺りに疎開していたの」と、ぽつり。
戦争の時、湯河原の川沿いの温泉旅館に集団疎開していたとのこと。
温泉は入り放題だったけど、ノミやシラミがうようよして、気持ち悪かったこと。毎日毎日、夕方になると「おかあさーん、おかあさーん」と泣いていたこと。
家に帰りたくて帰りたくて、誰かが「あの山を越えれば帰れる」と言い出して、連れだって宿を抜け出し、大騒ぎになったこと。
出発したはいいものの、途中で道がわからなくなり、日も暮れて、一人が泣き出したらみんな一斉に泣いて…

母が疎開したときのつらかった思い出話は、子供のころから何度も聞かされていたけれど、それが湯河原だったとは!
思い出を語る母の記憶は鮮明で、聞いてるこちらもつい涙が出てしまうほどだけど…
ちょっと待って。
「ママ、それっていくつの時?」と問うと「8歳の時よ。」
え~、70年前だよ!と、大笑い。
人はどうして、悲しい思い出をこんなにしっかり忘れずに、覚えていてしまうんだろう。
年を取って、物忘れがひどくなるとしたら、悲しい思い出から順番に忘れていけるといいのにねえ。


Manaduru_2
写真は帰りに立ち寄った「堀田高 洋画館」から臨む、真鶴の海。
オープンしてまだ1年経たないこの洋画館、ちょっと人に教えたくないくらい素敵なところでした。
でもオーナーのご夫妻が「宣伝してください」とおっしゃるので…

2015年1月 1日 (木)

明けましておめでとうございます

夫の祖母、父、と二年続けて喪中だったため、新年のご挨拶をするのは久しぶりです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

去年は我が家にとって、実りの年となりました。
夫は、リーダーを務めた3年がかりのプロジェクトを完成させました。
長男は編集長として大学のゼミの雑誌を発行。今年4月からは社会人です。
次男は大学での体育会系のクラブ、バイトに加え、ボランティア活動まで、まさに充実の日々を送っています。
私は、長年コツコツと続けてきたリコーダーのレッスンで得たことを、教本という形で表わすことができました。
2014年は「実り」の年。
うれしいことです。ありがたいことです。
「実」は「種」にすることができます。
でも、芽の出ない「種」…「実」で終わってしまうものもたくさんあります。
これは「実」のままで終わるのかな。
いつ「種」から芽が出るのかな。
…そんなことばかり考えていたら、疲れてしまいますね。
まずは「実」を得られたことを素直に喜んで、それからその「実」を手放しましょう。
手放すことで身軽になって、そうしたらまた新しい何かが見つかるかもしれません。
放たれた実のいくつかはやがて種となって、どこかで花を咲かせるかもしれません。
今年もいい年になりますように!
Flower24


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