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2013年10月

2013年10月30日 (水)

渡辺清美&古賀裕子デュオコンサート

今年の春、次男が二十歳になりました。
息子たちは二人とも成人し、夢だった「笛を吹くお母さん」も卒業。
これからはただ、「笛を吹く人」でいられることが大切なことです。
機会があればどこででも演奏させていただこう…と思って、世田谷美術館が主催する「プロムナードコンサート」にエントリーしました。
本当は優秀な若い音楽家を支援するためのこの企画、たぶん声はかけていただけないだろうな、と思っていたのですが、幸いなことに出演させていただけることになりました。
ソロコンサートでパートナーをお願いしていたチェンバロ奏者の古賀裕子さんが今回も共演してくださいます。
デュオコンサートということで、リコーダーとチェンバロがメロディー部分も対等に受け持つような曲をメインにしました。
それぞれのソロも入れ、私は長年親しんできたギースベルトリコーダー教本の巻末に収録されている、J.D.ブラウンの独奏曲を4曲演奏します。

若い優秀な音楽家ではないけれど、「お母さん」を卒業した新鮮な気持ちで、コンサートに臨みます。
はがきで応募して、来てくださるお客様に会えるのもとても楽しみです!
Kikiiro


渡辺清美(リコーダー)&古賀裕子(チェンバロ) デュオコンサート


日時: 11月10日(日)14:00

プログラム: Jean Baptiste Loeillet ルイエ・ド・ガン (1688- 1720頃)
Sonata G-Dur Op.4-4 ソナタ ト長調 作品4-4
    
Benedetto Marcello マルチェロ・ベネデット (1686-1739)     
Sonata a-moll Op.2-10 リコーダーソナタ イ短調 作品2-10

Johann Sebastian Bachバッハ・ヨハン・セバスティアン(1685-1750)
Organ Sonata No.3 in D moll, BWV 527 トリオソナタ 第3番ニ短調 (オルガンソナタBWV527編曲)

休憩
     
Jean Daniel Braunブラウン・ジャン・ダニエル(1700頃-?) 
Capricio,allegro(4/4)- Capricio,allegro(3/4)-Invention,grave-Invention,allegro 無伴奏曲集より カプリッチョ1,2、インベンション1,2
 
Francois Couperin クープラン・フランソワ(1668-1733 )
Le rossignol en amour 恋のうぐいす

Louis Couperin クープラン・ルイ(1626頃-1661)
Suite in D moll 組曲ニ短調

Georg Philipp Telemann テレマン・ゲオルク・フィリップ(1681-1767) 
Essercizii musici Trio No.8 in B♭ major (Recorder, Cembalo, Continuo), TWV 42:B4 「音楽の練習帳」第8番 トリオソナタ 変ロ長調 (リコーダー、チェンバロ、コンティヌオ) TWV 42:B4
会場: 講堂
定員: 200名
入場料: 無料


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2013年10月29日 (火)

ギャラリーで愉しむバロックの午後

コンサートのお知らせです。
目白にあるこじんまりした響きのよい ギャラリー鶉 で、10月19日の土曜日の昼と夜にバロック時代のリコーダートリオをメインにしたコンサートをします。
共演のリコーダー奏者、松浦さんとは同じ年、同じ学年、同じセイタカノッポ。
これまでもお仕事をいろいろご一緒してきましたが、自主企画を一緒にするのは初めてです。
チェンバロの古賀さんとデュオコンサートを計画していたところ、松浦さんが「あ~そ~ぼ~」と来てくれたので、ちょうどよかった!
「いっしょにやって~」ということになりました。
また、同じプログラムで12月7日、大阪のリコーダーのメッカ、アンリュウリコーダーギャラリーでもコンサートをします。
どちらも席数の少ないギャラリーで、お客様との距離もとても近く、ノッポアンサンブルの迫力を(?)愉しんでいただけると思います。

詳細は下記チラシをご覧ください。(クリックすると大きくなります)
チケットのお申し込みhはlove_recorder@f01.itscom.netまで。
ぜひご来場くださいませ

東京公演、終了しました!
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
コンサートの様子がギャラリー鶉HP「日々の出来事」で紹介されています。
ぜひご覧くださいませ。
次の大阪公演も楽しみです~

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2013年10月18日 (金)

ペッツのトリオソナタ

現在のドイツ南東部にある都市ミュンヘン。
1664年ペッツが生まれた当時のドイツは現在のように統合された一つの国ではありませんでした。
神聖ローマ帝国領を分けた小国の集まりからなっていて、ミュンヘンはそのうちの一つ、バイエルン選帝侯国の首都でした。
 ドイツにあたる地域は長い戦争の戦場であったため、文化的にはフランスやイタリアより遅れていました。
君主の人事異動(?)も多く、フランスに心酔している君主がいればフランスの宮廷を真似、オペラがいいと思えばイタリアの音楽家を大量に雇い、君主に音楽の興味がなければ宮廷楽団は衰退し…といった具合で、音楽家を取り巻く状況もめまぐるしく変わりました。
 
明日演奏するペッツのトリオソナタは、こういった状況を理解するとより楽しんでいただけると思います。
イタリア風に「トリオソナタ」と銘打っていますが、様式はまるでフランス風組曲。
「ゆっくりー速い」の序曲に続き、踊れる「ブレ」踊らない「アリア」、踊れる「メヌエット」、踊らない「アリア」、踊れる「ジグ」。
ペッツは12歳の時から聖歌隊員として働き、その後バイエルンの宮廷や宮廷礼拝堂の楽長を務めるまでになりました。
作曲年代はわからないのでペッツが何のために書いたのかは不明ですが、リコーダー2本と通奏低音という小さな編成で書かれたこの曲を聴くと、私的なサロンでの楽しみの様子が目に浮かびます。

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