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2012年8月27日 (月)

赤岳に登ってきました

八ヶ岳連峰で一番高い山、赤岳に登ってきました。

Akadake_2

4年前に父が亡くなるまでは美濃戸登山口のすぐそばの山荘に年二回は毎年来ていたので、南沢~行者小屋~赤岳鉱泉~北沢、という中腹までのコースはもう何度も行ったのですが、頂上は未踏。

正直、特に山登りが好きなわけではなく、家族が行くというからくっついていく程度。
わたしは今回もこのコースで十分のつもりでしたが、私と同類の次男は今回この旅行に不参加。

山登りに積極的な夫と長男の動向がどうも怪しい。
やたらネットで情報を集め、準備を進めています。

リュックにプラ管のアルトを入れて、吹きながら歩こうかな、と言うと「絶対やめて」。
仕方ないので笛はあきらめ、行者小屋で食べるお昼を楽しみに出かけることにしました。

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行者小屋までは2時間半。
緑の中を歩くのは気持ちがいい、といっても、石がごろごろのだらだら上りはキツイ。
どうしても一番最後をうつむきがちにとぼとぼ…となってしまいます。歩き始めは威勢が良かったけれど。

11時に行者小屋に着いて、お昼。Arokana

お湯を沸かしてカップラーメンとボイルソーセージ。
前の日に農場で買ったアローカナの卵と作ってきたシューマイ、ピクルス。
おにぎりは食べきれないのでおやつ用に取っておくことにして、大満足でお昼を終えると、「まだまだ登れるな」と夫と長男。
行者小屋から頂上までを往復すると4時間はかかります。
「え~、ここで私4時間も待てないよ、笛もないし。」と言うと、「じゃあ1時間だけ行って帰ってこよう」。

Jizouone

何も調べずくっついていった私がバカだった、歩き出したらこんな道。
「それで?ここからどうやって帰りのルートに行くの?」と尋ねると、「頂上まで行かないと違うルートはないよ。それか今来た道を戻るか」
写真ではお伝えできませんが、地蔵尾根は距離が短い分、勾配が大変急なのです。
くさり場もたくさんあるのです。
もう後には引けないと思ったとたん、両手を使って私は登り始めました。
小学生のころ、実家の周りには住宅造成のために山を切り開いた場所がたくさんありました。
私は毎日その崖のような場所を登ったり下りたりして遊んでいました。

何回もするうちに斜面がすべすべになって光ってきたこと。
その道に「銀の道」と名付けていたこと。

ずっと忘れていたのに、身体感覚ってすごい。
記憶まで呼び起こすんですね~。
自分と、山が呼んできてくれる記憶と、対話しながらひたすら登り、いつの間にか頂上へ。

前を登っていた二人の男性が、「お、予定より30分以上早く着いたぞ!なんでだ?」
「そりゃもう、あの女性に追いまくられて…」
え~っ!私のことですか!?と3人で大笑いしました。


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「行者小屋までは下向いてのそのそ歩いてたくせに岩場に来たら一番元気になっちゃったな」と、夫。
自分でもびっくり。子供のころの体験って、本当に大事なんだな~。
そして、一人だったら絶対登らなかった山。くっついてきたから見ることのできた景色。
家族でも、友人でも、人がいればいるだけ、ややこしいこともあるけど、いいことのほうがいっぱいだな、と改めて思いました。


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