2023年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

« 5.6種類の大事な音程 | トップページ | 7.差音について »

2011年8月 4日 (木)

6.音程を純正にとる合わせ方

6種類の音程を正しく取るには。

ここでいう、「正しく」とは、うなりのない美しい響き、つまり純正な響きで、という意味です。

ピアノで「ドソ」(完全5度)を弾くと、ゆっくりですが響きの中にうなりがでます。

これは、現在の調律法である平均律のためです。平均律では純正な響きは得られません。

人間の耳は二つの音の振動数が整数比になっているものを協和している、と感じます。

振動数の比 ド:ソ=2:3 こうなっていると、うなりのない響きになります。
Cocolog_oekaki_2011_08_04_22_16


上の図は、ドを基音にして完全5度の比である2:3を繰り返した時に得られる音の関係図です。


ドの振動数の1.5倍はソ、ソの1.5倍はレ…と繰り返して行くとあら不思議、音階のすべての音ができちゃうわけです。もしよかったら並び替えて確かめてみてください。ド、ド#、レ、ミb(レ#)、ミ、ファ…ね?

こうやって音階ができるのですが、それぞれきちんと2:3に取ると、これもほんとに不思議、最初のドより最後に戻ってきたドの音程が少し高くなってしまうのです。


不思議でしょう。神様はどうしてこんなことしたのかと思うと、夜も眠れません(嘘です)。

きっちり整数比にしたら最後にちょっとあまりが出ちゃった、なんていうのはとてもチャーミングで、私はうれしいです。


でもそう喜んでばかりもいられません。音階の最初のドと最後のドが違うのは困ります。


このあまりを12等分してそれぞれの五度をちょっとずつ狭くして、音階を作ったのが現在の平均律です。

 …整数比ではなくなり、純正な響きは得られなくなりました。


でも私たちの楽器はリコーダー!ピアノのように音程を固定しなくていいのです。

耳をフル活用して、広く取ったり、狭く取ったり、自由自在にきれいな響きを作りましょう!

それには、差音を聴くことが大きな助けになります。

次は、差音について。

Flower02


« 5.6種類の大事な音程 | トップページ | 7.差音について »

レッスンの友」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 6.音程を純正にとる合わせ方:

« 5.6種類の大事な音程 | トップページ | 7.差音について »

フォト
無料ブログはココログ