5.6種類の大事な音程
前回の「和音の転回」で、音楽を作る基本の長三和音、短三和音の響きを美しく整えるためには6種類の音程を正しく取れるようになればよい、ということを書きました。
そのことの補足です。
たった6種類、と言われても、多いと思う人もいると思います。
上の図は、実際に6種類の音程とはどうなるかを書いたものです。
ドミソ、という和音の構成音からできる組み合わせはドミ、ミソ、ドソ。
ドミ、ひっくり返してミド。長三度と短6度。
ミソ、ひっくり返してソミ。短3度と長6度。
ドソ、ひっくり返してソド。完全5度と完全4度。
この組み合わせの関係は、それぞれの音程を正しく取るためにも関係します。
長、がついたらせまく取り、短がついたら広く取る。
だからオクターブを長と短で分けるのです。
完全は、5度広く、4度せまく。
だからオクターブを5度と4度で分けるのです。
なんのこっちゃ?と思われるかもしれません。ここまでは準備です。
次回から本題に入ります。
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