リコーダーコンソート青葉 その2
「リコーダー好きの大人とお友達になろう」という発想で、アンサンブルを一緒に楽しもうと集まったグループですから、何でもみんなで相談して決めようと思いました。「リコーダーコンソート青葉」という名前は、ミーティングを開くのに地区センターで何か団体名が必要になり、私が仮につけておいた名前です。でもみんなで相談してつけたほうがいいので、2回目のミーティングまでにそれぞれ考えてくることになりました。
いくつか案が出たのですが、ある人が「青葉区のリコーダーの合奏というわかりやすい名前でいいんじゃないか」と言ってくれて、みんなも賛成しました。(コンソートは合奏、という意味です)私は「リコーダーコンソート青葉」に決まってひそかにホッとしました。
高校生の時に聞いたブリュッヘンのLpレコードにw.バードのBrowningが収録されていて、ジャケットにはその曲のタイトルが「青葉」と記されていました。本当は「葉はみどり、やがて茶色くなる」という16世紀の詩についたメロディーなのですが、曲を聴いたときに「青葉」というタイトルがぴったりに思ったので私はその名前で記憶していました。
5声部で、各パートがそれぞれにメロディーを歌うポリフォニーの形式の曲で、たくさんの木が青葉を萌えだしながら、遠くから見たら一つの森、でもそばに寄れば一本いっぽんが伸びやかに風に吹かれているのが見えるような曲です。この曲をいつか吹けたらなあ、この曲のようなグループになれたらなあ、と思ってました。リコーダーコンソート青葉、という名前は私の中ではベストでした。でもみんなで決めることにしたのだし、その時はまだBrowning=青葉を吹けるような状態ではなかったので、言いませんでした。それを言ったのはずっと後…だったと思います。
リコーダーコンソート青葉 その3へ続く
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