2018年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

2018年5月20日 (日)

タンギングの大事な話

 小学校3年生のリコーダー導入講習を始めて、このタンギングのことをどうしてもブログに書いておきたいなあ、と思うようになりました。参考にしていただければ幸いです。

トゥトゥは笛語?

 小学校ではタンギングのことを「トゥトゥ」と教えます。「トゥトゥトゥは笛語です」と教える例もあるようです。私が子供のころも「トゥトゥ」、と習い、今回、現場に出てもやはり変わっていません。

 でも私は家でリコーダーの個人レッスンを長く行う中で、「トゥトゥ」と習ったために上達が困難になった例をたくさん見てきました。
 「トゥー」と言ってしまうと、舌の先が上がり、舌の奥が下がって息の流れを邪魔してしまいます。舌の両脇を狭めた形になり、上口蓋にくっつく範囲を調節することが困難になり、かたいタンギングで音が割れやすくなります。「d」、「r」など表現を広げるために必須な多様なタンギングにつなげることも困難になります。

 そもそも「トゥトゥ」と発音しているリコーダー奏者はいるのでしょうか?

タンギングは「天才テレビ君はイーテレ!」で

 
拙著「リコーダーが上手くなる方法」では、このタンギングの項目について詳しく書きました。でも45分間でタンギング、フィンガリング、トーニング、姿勢の指導、子供たちのやる気を引き出す演奏をこなさなくてはいけない導入講習ではそんな詳しい説明をする時間は取れません。

 そこで本題!いい方法を見つけました。「天才テレビ君はイーテレ!」
こどもたちに言うと、「わ―知ってる!」と大喜び。一緒に声に出して言ってもらいます。
そのあと、母音のみで声に出して言います。子供たちに「あいうえお語で言うんだよ~。えんあいええいうんあいーええ!」というと、すぐに真似して言います。(大人は考えてしまってなかなかできません!)

 母音のみの発音をした後、もう一度「天才テレビ君はイーテレ」と言ってもらいます。「どうだった?」と聞くと、「ベロがぶつかる」とか、「ベロが動いた」とか答えてくれます。それがタンギングであることを伝え、「イーテレテー」と言ってそのまま舌を口からベローっと出させ、舌が薄く平べったくなってることを確認します。
 文章にすると長いですが、説明抜きで子供たちと「天才テレビ君はイーテレ!」と言い、あいうえお語で「えんあいええいうんあいいええ!」と言い、もう一度「天才テレビ君はイーテレ」と一緒に言う。最後に「イーテレテー」とベロを出して確認する。たったこれだけの手順で、美しい発音とその後の発展につながるタンギングを教えることができます。

 5月3日の記事「小学校3年生のリコーダー導入講習」にも書きましたが、たった1回の講習でできることはたかが知れていると、よくわかっています。でもその時一緒にいた子供たち、先生がたの記憶の中に「トゥトゥよりも、テー、と舌を薄く平べったくするほうがきれいにタンギングできるんだなー」ということが残ってくれれば、いいな~と思っています~happy01


H_2
 

2018年5月 3日 (木)

小学校3年生の導入講習

 GWも中盤ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか? 私は昨日、一昨日と小学校3年生のリコーダー導入講習に出かけ、今日からお休みです。


 正直に言うと導入講習をはじめたきっかけは「お出かけできること」でした。子育ても犬の世話もなくなったこの一年ちょっと、すっかり「空の巣症候群」に陥ってしまい、このまま家にいてはいけないと、始めました。動機は不純ですが、始めてみてこれがとても大事なお仕事であることに気づきました。

大学時代に音楽の教員免許を取るための授業で繰り返し言われたことは、
 「子供たちに『わかった?』と聞くと、『わかった』と返事をする。それは中身がわかった、という意味ではなくて、日本語が聞こえました、という意味です」
ということでした。

 その通りだと思います。公立小学校の導入講習で出会うのは、本当に普通の子供たちです。たった一回の講習で、息のこと、タンギングのこと、いったい何が伝えられるのかな…という気もします。でも現場に立つようになって、これだけは伝えたいという事柄はクリアに、そしてその思いは強くなってきたことに自分でも驚いています。

 日本語が聞こえました、だけじゃない何か一つだけでもこどもたちに届くと信じて、工夫してやってみたいなあ。そして、クリアになったことをこのブログにも書いて、残していきたいです。

まず始めは、タンギングのこと。「天才テレビ君は、イーテレ!」です~happy01

Img_20180426_081528

 
 今年はお花が早いですね!


 

2018年4月28日 (土)

リコーダーコンソート青葉第12回演奏会のお知らせ

 指揮・指導を務めているリコーダーコンソート青葉の12回目のコンサートを6月23日(土)13時30分より、みなとみらい小ホールでします。

 今回のテーマは「旅する音楽」。旅することは最高の気分転換になりますが、たとえリアルな場所の移動がなくても音楽・文学・美術・演劇 etc....を通して心で旅をすることができるのが人間の、人間たるゆえんである!(大げさ coldsweats01 )…ということで、選曲してみました。

 異国の地への憧れ、旅の経験から書かれたもの、その土地独自の民謡など、様々な「旅する音楽」を演奏いたします。場所は横浜、みなとみらい小ホール、入場は無料です。どうぞお出かけください。私たちのリコーダーとともに、小さな旅をご一緒できればうれしいです~happy01

詳細はチラシをクリック!(大きくなります)

 皆さま良いゴールデンウィークをお過ごしください~happy01

Rca12front

2018年4月24日 (火)

新しいこと

 

新年度になりました。

多くの小学校では3年生になると音楽の授業に使うリコーダーを学校で一括購入します。メーカーや楽器店が納入先の学校に向けて実施しているリコーダーの導入講習の講師というお仕事を、私は今年初めてさせていただいています。



 4月半ばから6月にかけての2ヶ月間、週に2日だけ、のお仕事ですが、新しいことはとても刺激的!研修で先輩講師さんのワザを見せていただくのも楽しかったし、何より今まで縁のなかった色々な場所に行けるのが楽しい。始めて3日目の今日は茨城県のひたちなか市、那珂市にある3校をまわりました。

 最初の学校が3年生125名いたのに対し、最後の学校は3,4年生合わせて5名。那珂川の氾濫により新しい住宅が建築できない地域に指定され、児童数が減ったそうです。でもとてもほのぼのとした、優しい子供たちでした。大人数の学校はとても活気があり、どちらにもそれぞれよいところがあります。いろいろな子供たちに会えるのが嬉しい、新しい体験です。
 来週も、2日間合わせて6校に行きます。みんなリコーダー好きになってくれるといいなぁ~。


Img_20180424_150211
「やればできる」。最後の学校で見つけました。












 
 Img_20180424_070331
鉄道オタクじゃなくても特急は気分が上がります!

2018年4月17日 (火)

新刊のお知らせ

 トヤマ出版より新シリーズ「スーパーリコーダーカルテットレパートリー」、2冊の新刊楽譜が出ました。中西 覚「祭り」、池上 敏「四つの日本的情景」の2作品です。

 池上先生の「四つの日本的情景」はスーパーリコーダーカルテットのリサイタルのための委嘱作品、中西先生の「祭り」は以前から演奏されていた曲、「宵宮」「回想」「祭り」を「祭り」という組曲に中西先生ご自身で再編された作品です。


 どちらも「スーパーリコーダーカルテットVol.3」のCDに収められています。

とても素敵な作品ですよ~あちこちで演奏してくださいね!

ご購入はこちら。(楽譜の名前をクリックすると楽譜ネットのページに飛びます)

  
Img_0794 Img_0795

2018年4月 4日 (水)

終わりました!古楽器たちの小さなコンサート

先週の土曜日、横浜市青葉台のフィリアホールリハーサル室で「古楽器たちの小さなコンサート」に出演しました。このコンサートはヴィオラ&ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の堀あゆみさんが、地元で古楽器のコンサートを気軽に聞いてもらいたいという趣旨で始められたシリーズで、今回が3回目。リコーダーは初登場とのことで、光栄でした。happy01

  アルモニーアンティークというバロックアンサンブルをやっていた頃は私もこのあたりでコンサートをすることが多かったのですが、最近はご無沙汰でした。「近くで聴けるならぜひ」とご予約くださった方も多く、告知から早々にチケットは完売御礼。こうなると準備もウキウキで進めることができました。

 終わって、「やっぱり生はいいですね~」とたくさんの喜びのご感想をいただき、感謝です~lovely

 またぜひ聞いていただきたいです!ありがとうございましたnote


 Img_20180331_150351 リハーサル中。あゆみさんのアイディアで雰囲気のある会場になりました。








Img_20180331_220821 打ち上げを終えて夜桜と共に。

左からチェンバロ加納文子さん、ヴィオラ・ダ・ガンバ堀あゆみさん、私です。





2018年3月19日 (月)

ボスグラーフ氏のマスタークラス

 昨日、池袋のスタジオで行われたエリック・ボスグラーフ氏のマスタークラスの聴講にいってきました。何年か前にいくつかCDを入手して聞いて、特に好きなタイプじゃないな~、と思っていたのですが、今回、生で音作りを聞いてみたらとても面白かったです。

 チェンバロもうまい!自ら通奏低音を和声付きで弾いてレッスンするリコーダー奏者を客観的に見たのは初めてだったので、いろいろ勉強になりました。こんな風に演奏したら?という提案が、口で説明するよりもずっと雄弁に語られていました。もっともレッスンを受ける側にそれを感じる力があってこその雄弁さですが…

 ボスグラーフ氏の演奏は、youtubeでもたくさん聞くことができます。

  

テレマンのリコーダーソナタ←おススメです!

 今回のような来日演奏家によるマスタークラスは、日本にいながら新しい刺激を得ることができる貴重な機会です。開催する側はいろいろご苦労がおありでしょうけれど、なるべく機会を捉えて聴講したいなあと思っています。

 マスタークラスの情報は「リコーダーの広場」演奏会情報にも時々載りますよ~、チェックしてみてくださいね!
H3

2018年3月 9日 (金)

古楽器たちの小さなコンサート

 完売御礼!おかげさまで定員に達しました。10月5日(金)近江楽堂で同メンバーによるコンサートを予定しております。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。(3/18)

  春のひと時、土曜日の午後にお楽しみいただけるコンサートのお知らせです。
 お座席に限りがありますので、ご予約はお早めにどうぞ!
古楽器たちの小さなコンサートvol.3

・日時: 2018年3月31日(土)   16時00分開場   16時30分開演

横浜市青葉区 青葉区民文化センター フィリアホール(リハーサル室)
(東急田園都市線「青葉台」下車 東急スクエア South-1 本館5階)

・入場料:3000円

・問い合わせ先: love_recorder(a)f01(dot)itscom(dot)net

プログラム

ヘンデル リコーダーソナタ変ロ長調 HWV377
作者不詳 グラウンドによるグリーンスリーブス
パーセル 組曲 第1番 ト長調 Z.660
バッハ  ソナタ 変ホ長調 BWV1031
テレマン ガンバソナタ ニ長調 TWV40:1
テレマン トリオソナタ ヘ長調 TWV42:F3

ほか

出演

リコーダー 渡辺清美
ヴィオラ・ダ・ガンバ 堀あゆみ
チェンバロ  加納文子

Img_20180307_110849

2018年3月 8日 (木)

こども音楽コンクール文部科学大臣賞授与式・記念演奏会

 3月3日(土)、東京オペラシティコンサートホールで行われた29年度こども音楽コンクール文部科学大臣賞授与式・記念演奏会を聞きに行ってきました。

 こども音楽コンクールはとても歴史のある、全国的なコンクールです。今年度は1639校が参加し、長岡むつみ先生の指導する三重県鈴鹿市の旭が丘小学校リコーダークラブが重奏部門で文部科学大臣賞を受賞、記念の演奏をしました。

 文部科学大臣賞は全部で12団体の受賞。その中で選ばれて6団体の演奏です。 さすがに各部門、聞きごたえも見ごたえも十分!特に管楽合奏部門はミュージカルさながらの振付付きで、華やかでした。90名を超えるオーケストラの演奏もあって、すごい迫力。
 そんな中、メールラのカンツォン「うぐいす」を演奏した旭が丘小学校リコーダークラブの4人の子供たち、ほかの楽器の演奏に比べて音量的には小さくても、全く引けを取らない、宝石がキラキラ光っているような、心の震えるような、素敵な演奏でした。

 リコーダーの素晴らしさが多くの人に伝わったと思います。本当にありがとう~!

 子供たちが客席に座っている様子を見ていたら、体をくっつけあうようにして一生懸命舞台を見ていました。こんな風に一緒にいて、自然に仲間の息遣いを感じて、それが良いアンサンブルに表れてるんだな、と思いました。今は多重録音や、遠く離れていてもアンサンブルができるような世の中になったけど、この、一緒にいて音を出すときのこの感じには絶対にかなわない。

 あー、笛吹きたくなってきたー

 リコーダーアンサンブルってほんとに、いいんだから!
Img_20180303_150242
 

  当日の様子はこちらをクリック。
 音楽コンクールのページに飛びます。
 旭リコのyoutubeはこちら

2018年2月28日 (水)

リコーダーとむかしのフエの楽しいコンサート

今月の16日、都内某私立保育園でリコーダーとフラウト・トラヴェルソのデュオ、「バロックフルーツ」でコンサートをしました。タイトルは「リコーダーとむかしのフエの楽しいコンサート」。非公開なので写真等はないのですが、準備の甲斐あって?とても盛り上がりました。

子供たちの反応の良いこと!思わず「ここで働かせてください!」と言ってしまいそうになるほど、可愛くて良い子たちでした。

  「リコーダーとむかしのフエの楽しいコンサート」はリコーダーとフラウト・トラヴェルソを使って色々な曲を演奏します。音楽の歴史やダンスのリズムなどにも触れて、リコーダーの背景の広さを伝えるとともに、親しみやすい曲の演奏を通してリコーダーをもっと好きになってもらいたいと願っています。


保育園、幼稚園から小学校、児童館などで演奏いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください!happy01  

 メールはコチラmailtoです。

(写真は葉山の児童館コンサートの時のものです)
Jidoukan_2

«うれしいニュース

フォト
無料ブログはココログ